エンジェルロードは、干潮をはさんだ6時間だけ渡れる。
午後に渡れる日は、午前に寒霞渓へ
小豆島は、潮が引いたときだけ島と島のあいだに砂の道が現れる「エンジェルロード」と、ロープウェイで登る渓谷の寒霞渓、オリーブ畑で知られる瀬戸内の島です。高松港からはフェリーで約60分で、日帰りもできます。ただ、砂の道を歩いて渡れる時間は1日2回・数時間ずつしかなく、島の路線バスも1〜2時間に1本です。この記事では、高松から日帰りする大家族のために、干潮の時刻から1日の順番を決める方法と、6人分の費用の目安をまとめます。
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渡れる時間渡れる時間は、町が1日ごとに出している予想時刻で決まる
結論:エンジェルロードを歩いて渡れる時間は、土庄町が「エンジェルロードが現れる予想時間」として、1日ごとに午前・午後の2回分を公開しています。2026年の予想時刻では、どの回も干潮をはさんだ6時間(前後3時間)です。
- 見る場所は土庄町の公式サイトのトップページ(「エンジェルロード」のデータ)です。小豆島観光協会のサイトの「エンジェルロード潮見表」からもここへ飛びます。
- 旅行サイトによって「干潮の前後2時間」「前後3時間」と書き方が違いますが、町の予想時刻では前後3時間です。
- 予想時刻なので、当日は気圧や風で前後します。渡れる時間の始まりや終わりぎりぎりではなく、干潮の時刻(6時間のまん中)の前後に渡ると、戻りに余裕があります。
- 渡れる時間は、日が進むと毎日少しずつ遅くなり(1週間で3時間ほど)、午後の回が夕方へ抜け、午前の回が日中に入ってきます。旅程の候補日が2日あるなら、2日分を見比べて、日中に重なる時間の長い日に渡ります。
- 潮の時刻で渡る時間が決まるのは、宮島の大鳥居と同じです(広島・宮島の1日)。
日帰りで島にいる10〜16時に2時間以上渡れるのは、2026年の春の59%。午後の日が多い
結論:2026年3〜5月の92日を町の予想時刻で数えると、高松から日帰りで島にいる10時〜16時のあいだに2時間以上渡れる日は54日(59%)でした。そのうち39日は午後、15日は午前です。10時〜16時のあいだずっと渡れる日はありません。
| 条件 | 3月 | 4月 | 5月 | 合計 | 午前の日/午後の日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9:00〜17:00 に2時間以上渡れる | 24日 | 24日 | 27日 | 75日(82%) | 23日/52日 |
| 10:00〜16:00 に2時間以上渡れる | 17日 | 18日 | 19日 | 54日(59%) | 15日/39日 |
| 10:00〜16:00 のあいだずっと渡れる | 0日 | 0日 | 0日 | 0日 | — |
- 10:00〜16:00 は、高松から朝の船で渡り、夕方の船で戻る家族が島にいる時間の目安です。
- 幅を9時〜17時に広げると、2時間以上渡れる日は75日(82%)に増えます。島に泊まる家族や、朝いちばんの船で渡る家族はこちらに近くなります。
- 日帰りの家族には、4割ほどの日は、島にいる時間に十分な渡れる時間がありません。そういう日に当たったら、行く日をずらすか、渡るのはあきらめて寒霞渓とオリーブ公園の1日にします。
2026年の春に、10時〜16時のあいだずっと渡れた日の数。
渡れる時間は1日のどこかに偏るので、1日の順番をそれに合わせる。
1日の組み方は、干潮が午後の日と午前の日の2通り
結論:渡れる時間が午後の日は「午前に寒霞渓、午後にエンジェルロード」、午前の日は「着いてすぐエンジェルロード、午後に寒霞渓」です。どちらも、高松港を朝の船で出て、土庄港から島のバスで回ります。
干潮が午後の日(春に多い)
- 高松港から朝の船で土庄港へ(フェリーで約60分・高速艇で約35分)。船の選び方と運賃は高松と小豆島へ大家族6人でへ。
- 土庄港から路線バス(坂手線か南廻り福田線)で草壁港へ(約30分)、町営バスに乗り換えてロープウェイの山麓の駅(こううん駅)へ(約12分。草壁港を出るのは9時50分から15時40分まで1日8本)。
- ロープウェイで山頂へ(約5分)。山頂で昼食。
- 草壁港へ戻り、バスで土庄港の方へ。午後の渡れる時間に、エンジェルロードへ。
- 夕方の船で高松へ。
干潮が午前の日
- 土庄港に着いたら、まずエンジェルロードへ(路線バスは便が少ないので、タクシーが早い)。
- 昼に土庄港へ戻り、坂手線か南廻り福田線で草壁港へ。午後に寒霞渓。
- 時間があれば、坂手線の帰り道にあるオリーブ公園(バス停「オリーブ公園口」)に寄ります。園に入るのは無料です(温泉など一部の施設は別料金)。
- 二十四の瞳映画村は路線バスでは別の路線になり、この2通りの日帰りには入れていません。映画村にも行きたいなら、下の定期観光バスが回ります。
- 乗る便は、出かける日の時刻表で決めます。島のバスも船もダイヤ改正で時刻が変わります。
島の中の足は、路線バス・タクシー・定期観光バスの3つ
結論:自分で回るなら路線バスの1日乗車券(大人1,600円・子ども800円)が基本です。ただし1つの路線は1〜2時間に1本で、エンジェルロード前に停まる便は1日数本しかありません。祖父母がいる日は、待ち時間の長い区間だけタクシーを使います。
1. 路線バス(小豆島オリーブバス) オリーブバスの公式
土庄港と草壁港のあいだは坂手線と南廻り福田線が、それぞれ1〜2時間に1本。土日祝は走らない便があります。エンジェルロードの最寄りは西浦線の「国際ホテル(エンジェルロード前)」で、停まる便は1日数本です。
2. 1日乗車券と子どもの運賃 オリーブバスの公式
土庄港ターミナルの窓口やバスの車内で買えます。交通系ICカードでも乗れます。子ども(6歳以上12歳未満)は大人の半額、1歳以上6歳未満は一緒に乗る客1人につき1人まで無料です。
3. 寒霞渓へは草壁港で乗り換え 寒霞渓ロープウェイ・小豆島町の公式
路線バスでは直接行けません。草壁港でロープウェイの山麓の駅へ行く町営バスに乗り換えます。2026年4月から試験的に無料で、11月を除いて毎日走ります(11月はオリーブバスの寒霞渓線)。1日8本で、草壁港を出る便は9時50分から15時40分、山麓の駅を出る最後の便は16時00分です。29人乗りの小さなバスで、増便はありません。
- タクシー: エンジェルロードへの行き帰りなど、バスの便が合わないときに使えます。普通車なら6人は2台に分かれることが多いので、乗り場で台数を確かめます。
- 時刻表は小豆島オリーブバスの公式で、出かける日の曜日の分を見ます。
定期観光バスなら、寒霞渓と映画村をまとめて回れる。エンジェルロードは帰りに降りる
結論:小豆島交通の「島めぐり観光バス」は、土庄港を10:15に出て16:15ごろに戻る1日のバスです。寒霞渓の山頂・二十四の瞳映画村・オリーブ公園を回りますが、エンジェルロードは立ち寄り先に入っていません。
- 料金は大人(12歳以上)9,800円・子ども(6歳以上)6,200円です(高松からの船代は別)。
- 料金には、寒霞渓ロープウェイ(山頂から山麓の駅までの片道)と二十四の瞳映画村の入村料、小豆島大観音の拝観料が入っています。昼食代は入っていません。寒霞渓では山頂で昼食と自由時間があります。
- 帰りは銀波浦を通り、乗務員に申し出ればエンジェルロードで降りられます。降りるのは16時前後になるので、その日の午後の渡れる時間に16時が入っている日なら、降りてそのまま渡れます。
- 申し込みは前日の22時まで。インターネットはカード払い、電話と当日は現金です。ガイドは日本語で、英語・中国語・韓国語の音声ガイドのアプリを無料で使えます(事前にダウンロードし、イヤホンを持っていく)。
寒霞渓と映画村を1日のバスで回る
島めぐり観光バスは小豆島交通の公式から申し込めます。春に毎日走るか、子どもの扱いは申し込む前に確かめてください。
小豆島交通の島めぐり観光バスは小豆島交通の公式ページで(提携外)。
公式ページは提携対象外です。料金・運行日は公式でご確認ください。
6人分の費用:自分で回って約26,400円、定期観光バスなら約58,300円
この記事の金額は、夫婦+子ども2人(小学生)+祖父母の6人家族で計算しています。祖父母は、どの施設もシニア割引の記載が無いので大人料金です。
結論:船の往復・島のバスの1日乗車券・寒霞渓ロープウェイの往復を足すと、6人で約26,400円です。定期観光バスは船代を足して約58,300円で、こちらは映画村とオリーブ公園も回ります。昼食とおみやげは別です。
| 人数構成 | 自分で回る(船の往復・バス1日券・ロープウェイ往復) | 定期観光バス+船の往復 |
|---|---|---|
| 5人(夫婦+子1+祖父母) | 約23,700円 | 約51,400円 |
| 6人(夫婦+子2+祖父母) | 約26,400円 | 約58,300円 |
| 7人(夫婦+子3+祖父母) | 約29,000円 | 約65,100円 |
| 項目 | 大人/子ども(1人) | 6人分 |
|---|---|---|
| 高松〜土庄のフェリー往復 | 1,330円/670円 | 6,660円 |
| 島のバス 1日乗車券 | 1,600円/800円 | 8,000円 |
| 寒霞渓ロープウェイ 往復 | 2,340円/1,170円 | 11,700円 |
- 内訳が違うと: 小学校に上がる前の子は、土庄行きのフェリーなら大人1人につき1人無料、島のバスなら1歳以上6歳未満が一緒に乗る客1人につき1人まで無料です。
- ロープウェイは11月が高く(大人往復2,700円)、冬は安くなります(2,160円)。
- 映画村にも寄るなら、3月15日〜7月20日は大人900円・小学生450円(6人で4,500円。小学校に上がる前の子は無料)を足します。
- 定期観光バスは大人9,800円・子ども6,200円で、6人なら51,600円です。
- 路線バスにあまり乗らない日は、1日乗車券ではなく1回ずつ払うほうが安くなることがあります(土庄港〜草壁港は大人500円)。
祖父母がいる日に気をつけること
結論:寒霞渓のロープウェイの山麓の駅(こううん駅)は、駐車場から乗り場まで階段があります。車いすの人には、山頂の駅からロープウェイを往復するよう案内されていますが、山頂まで上がる手段は車か定期観光バスになります。
- 山頂の駅では車いすを1台貸しています。
- 路線バスは1〜2時間に1本なので、乗り遅れると次まで長く待ちます。祖父母がいる日は、待ち時間の長い区間(エンジェルロードへの行き帰りなど)を先にタクシーにしておきます。
- 定期観光バスも、ロープウェイで下りた山麓の駅(こううん駅)では約70段の階段を通ります。足の悪い人がいる日は、申し込むときに小豆島交通へ確かめます。
渡れる時間の終わりぎりぎりに渡り始めない 土庄町の予想時刻(「予想」と明記)
歩く速さが違う家族ほど、干潮の時刻(6時間のまん中)の前後に渡ります。町の時刻は予想なので、戻る時間に余裕を残します。
正直な注意点(確かめられていない4つ)
ここは私たちが裏を取れていないので、断定しません。
2027年の予想時刻
2026年10月の時点では、土庄町の2027年の分はまだ公開されていません。この記事の日数は2026年の予想時刻で数えたものです。
ロープウェイのベビーカーの扱い
寒霞渓ロープウェイの公式に記載がありません。小さい子は抱っこひもを持っていきます。
定期観光バスの幼児の料金と階段
島めぐり観光バスの公式に、小学校に入る前の子の料金が書かれていません。こううん駅の階段を通らずにバスへ戻れるかも書かれていないので、申し込むときに確かめてください。
港からエンジェルロードまで歩く時間
公式の目安が見つからなかったので書いていません。行き帰りの手段は、路線バスかタクシーで考えています。
小豆島のエンジェルロードへ日帰り(大家族)FAQ
エンジェルロードは何時に行けば渡れますか?
日によって違います。土庄町が1日ごとに「エンジェルロードが現れる予想時間」を公開していて、2026年の予想時刻では、干潮をはさんだ6時間が1日2回あります。行く日の時刻を町の公式サイトで見て、その時間に合わせて1日の順番を決めます。
旅程で小豆島に行ける日が2日あります。どちらの日に渡ればいいですか?
2日分の予想時刻を見比べて、島にいる時間(日帰りならだいたい10時〜16時)に重なる時間が長いほうの日に渡ります。2026年の春は、日中の渡れる時間が午後に来る日が多く、渡れる時間は毎日少しずつ遅くなります(1週間で3時間ほど)。祖父母がいるなら、干潮の時刻の前後に渡れる日を選ぶと戻りに余裕があります。
高松から日帰りで、エンジェルロードと寒霞渓の両方を回れますか?
渡れる時間が日中に入っている日なら回れます。午後の日は午前に寒霞渓、午前の日は着いてすぐエンジェルロードへ行きます。島のバスは1〜2時間に1本なので、乗る便を前の晩に決めておきます。
定期観光バスでエンジェルロードに行けますか?
立ち寄り先には入っていませんが、帰りに乗務員に申し出ればエンジェルロードで降りられます。降りるのは16時前後なので、その日の午後の渡れる時間に16時が入っていれば渡れます。そこから土庄港まではタクシーで戻ります(路線バスは便が少ない)。高松へ戻る船の時刻と合わせて決めます。
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