日本の飲食店の喫煙ルール。
20歳未満が入れない店は、入口の標識で分かる
日本の飲食店は、原則として店の中でたばこを吸えません。ただ、喫煙できる部屋や席を残した店もあり、そこには20歳未満は入れません。見分ける手がかりは、店の入口に貼られた標識です。
※本記事にアフィリエイトリンクはありません。公的資料と各社の公式情報を確認のうえ、中立にまとめています。
線は1本20歳未満は、喫煙できる場所に一切入れない
結論:20歳未満は、たばこを吸わなくても、喫煙できる場所に一切入れません(高校生・18〜19歳も)。飲食店は2020年4月1日の改正健康増進法の全面施行で原則屋内禁煙になりましたが、喫煙できる場所を残した店があります。
- 店の従業員であっても、20歳未満を喫煙できる場所に立ち入らせることはできません。
- 国によって成人の年齢は違いますが、日本のこのルールは20歳で線が引かれています。
- 喫煙できる場所を持つ店は、指定の標識を掲げなければなりません。
標識は4種類。子どもが座れる席があるかが違う
結論:喫煙できる場所の標識は4種類あり、「店の一部の部屋」を示すものと「その場所全体」を示すものに分かれます。前者なら、ほかの席に子どもも座れます。
| 入口の標識の日本語 | 中で吸えるたばこ | 中で飲食 | 20歳未満 | 子連れの家族の読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 喫煙専用室あり | 紙巻きたばこ可 | 不可 | 入れない | 店の一部の部屋。ほかの席なら座れる |
| 加熱式たばこ専用喫煙室あり | 加熱式たばこのみ | 可 | 入れない | 店の一部の部屋。ほかの席なら座れる |
| 喫煙可能室あり(店全体なら「喫煙可能店」) | 紙巻きたばこ可 | 可 | 入れない | その場所に入れない。「喫煙可能店」なら店に入れない |
| 喫煙目的室あり(バーなどで店全体なら「喫煙目的店」) | 紙巻きたばこ可 | 主食以外は可 | 入れない | シガーバーやたばこ販売店など、喫煙が目的の場所。「喫煙目的店」なら店に入れない |
その部屋の外の席なら、子どもも座れる
その部屋・場所には入れない(範囲は店の人に聞く)
店に入れない(UNDER 20 のマーク)
- 「UNDER 20」の立入禁止のマークと「20歳未満の方は立ち入れません。」の文字が入っているのは、店全体が喫煙できる場所の「喫煙可能店」「喫煙目的店」の標識です。「〜室あり」の標識には入っていません。
- 英語も併記されていますが、「喫煙可能室あり」と「喫煙目的室あり」はどちらも「Smoking room available」、「喫煙可能店」と「喫煙目的店」はどちらも「Smoking area」です。英語では区別できないので、日本語の文字か絵(ナイフとフォーク=可能、カクテルグラス=目的)で見分けます。
- 喫煙可能室の標識は、喫煙できる場所の出入口と、店の主な出入口の見やすいところに掲げる決まりです。
- 店が標識例と違うデザインを使っていることもあるので、入口の日本語の文字を上の表と見比べます。スマートフォンのカメラ翻訳も使えます。
「喫煙可能室」を置けるのは、小さな昔からの店だけ
結論:店の中で食べながら紙巻きたばこを吸える「喫煙可能室」は、条件を満たす小さな既存店にしか認められていません。
- 条件: 2020年4月1日の時点ですでに営業していた店で、客席の面積が100㎡以下、かつ資本金などが5,000万円以下。
- 2020年4月以降にできた店や、客席が100㎡を超える店は、この条件に当たりません。
- 条件に当たる店が全部喫煙可能室を置いているわけではありません。どの店がそうかは入口の標識で見ます。
自治体によっては、全部禁煙の店にも標識が出る(例:北海道)
結論:北海道では道の条例で、店の中を全部禁煙にした飲食店にも、入口にその旨の標識を掲げる義務があります。札幌や小樽では、入口の「禁煙」の標識で見分けられます。
- 北海道受動喫煙防止条例(この標識の決まりは2020年7月1日施行): 屋内の全部を禁煙にした飲食店・喫茶店は、主な出入口の見やすいところに標識を掲示します。札幌市も対象です。
- 禁煙の標識は道が配るステッカーのほか、禁煙と分かる市販品や店の手作りでもよいことになっています。デザインは店ごとに違います。
- 条例に罰則の決まりは無く、標識を掲げない店には道が指導や助言をします。
札幌・小樽の旅の組み方は札幌・小樽の子連れモデルコースと札幌・小樽で6人1部屋に泊まれる宿にまとめました。
6人の夕食6人の夕食の店は、入口で見る順番を決めておく
結論:大家族が夕食の店を選ぶときは、入口で標識を見て、何も見当たらなければ入る前に店の人に聞きます。標識が無いことは、禁煙の保証にはなりません。
2026年9月時点の厚生労働省の標識例と北海道受動喫煙防止条例から整理。店が標識例と違うデザインや言い回しの標識を使っていることもあります。
店で見せる一文(日本語のまま見せます):
子ども(20歳未満)がいます。禁煙の席はありますか?
(意味: 20歳未満の子どもがいます。禁煙の席はありますか)
- 予約するなら、電話や予約サイトで同じことを先に聞きます。予約の取り方は日本の人気店・観光体験の予約ガイドにまとめました。
- 煙を確実に避けたい夜は、コンビニで買って宿で食べる手もあります。コンビニの作法は日本のコンビニの作法にまとめました。
祖父母がたばこを吸う三世代は、席がどう分かれるか
結論:どの標識の店かで、祖父母と子どもが同じテーブルで食べられるかが決まります。子どもは喫煙できる場所に入れないので、分かれるのはいつも祖父母の側です。
- 「喫煙専用室あり」の店: 中で飲食できない部屋なので、席は家族と一緒。祖父母は吸うときだけ部屋に移ります。
- 「加熱式たばこ専用喫煙室あり」の店: 中で飲食できますが子どもは入れません。一緒に食べるなら、家族全員が部屋の外の席に座ります。
- 「喫煙可能室あり」の店: 喫煙できる席に子どもは座れません。「喫煙可能店」なら店全体が喫煙できる場所なので、家族は店に入れません。
正直な注意点(書いていない・確認できていない4つ)
ここは私たちが裏を取れていないので、断定しません。
喫煙できる店が日本にどれくらい残っているか
割合・件数の公的な統計を確認できませんでした。
特定の店が喫煙できるか
ジンギスカン店・居酒屋なども含め、個別の店については書いていません。店によって違います。
標識の言い回しとデザイン
表と図の標識は厚生労働省の標識例のものです。店が違うデザインや言い回しの標識を使っていることもあるので、入口で分からなければ店の人に聞いてください。
北海道の条例の罰則
罰則の決まりは無く、標識を掲げない店には道が指導・助言をします。北海道でも標識を出していない店はありうるので、標識が無いだけで判断しないでください。
日本の飲食店の喫煙ルール(子連れ)FAQ
日本の飲食店は子連れで入れますか?
原則として入れます。2020年4月から飲食店は原則屋内禁煙です。子どもが入れないのは、「喫煙可能室」「喫煙目的室」などの喫煙できる場所と、入口に「喫煙可能店」「喫煙目的店」の標識がある店です。
高校生や18歳の子どもは喫煙できる席に入れますか?
入れません。日本の決まりは20歳未満で、たばこを吸わなくても入れません。
加熱式たばこなら子どもと同じ席で吸えますか?
吸えません。吸えるのは喫煙用の部屋や場所の中で、そこには20歳未満は入れません。
札幌のジンギスカン店や居酒屋はたばこが吸えますか?
店によります。北海道では全部禁煙の店は入口に標識を掲げる決まりがあるので、入口で確かめてください。
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