子どもが異性の親と大浴場に入れる年齢は、土地で違う。
多くの土地と熱海の日帰り温泉は7歳から男女別
日本の温泉の大浴場は、男湯と女湯に分かれていて、子どもも年齢によってはどちらかに分かれて入ります。異性の親と一緒に入れるのが何歳までかは国が一律に決めておらず、都道府県の条例で決まります。家族で温泉ホテルに着き、夕食の前に大浴場へ行こうとしたとき、父親が娘を、母親が息子を連れて入れるのか迷わないよう、国の目安と都道府県の決まりから線を引き、祖父母のいる6人家族の分かれ方と、一緒に入りたいときの風呂の選び方をまとめます。
※本記事にアフィリエイトリンクはありません。公的資料と各社の公式情報を確認のうえ、中立にまとめています。
国と都道府県国は目安だけ、線は都道府県の条例で決まる(7歳・8歳・規定なし)
結論:国は「おおむね7歳以上の男女を混浴(男女が同じ浴場に入ること)させない」という目安を示しているだけで、実際の年齢は都道府県(一部は市)の条例で決まります。2025年4月時点の日帰り温泉などの公衆浴場では、7歳以上が33都道府県、8歳以上が5県、条例に年齢の規定が無いのが9府県です。
| 混浴できない年齢 | 都道府県の数 | 主な土地 |
|---|---|---|
| 7歳以上 | 33都道府県 | 東京・神奈川・静岡・兵庫・大分など |
| 8歳以上 | 5県 | 愛知・滋賀・鳥取・熊本・宮崎 |
| 条例に年齢の規定なし | 9府県 | 福島・千葉・新潟・大阪・奈良・島根・広島・山口・佐賀(大阪府は条例ではなく府の要領で定めていて、2021年3月に7歳以上へ改めています) |
- 国(厚生労働省)の公衆浴場と旅館の衛生の要領は、「おおむね7歳以上の男女を混浴させないこと」としています。この要領は都道府県への技術的な助言で、法律は入浴の決まりの基準を都道府県が条例で定めるとしています。
- 国の目安は、以前は「おおむね10歳以上」でした。2020年ごろに7歳へ下がり、そのあと各地の条例が順に改められています。
- 2021年1月の時点では、10歳以上が28都道府県、12歳以上が4県でした。古い旅行記や口コミに「10歳までは一緒に入れる」とあっても、今は通じない土地が多くなっています。
- このサイトで紹介している温泉地では、箱根(神奈川県)・城崎(兵庫県)・別府(大分県)が7歳以上、越後湯沢(新潟県)は条例に年齢の規定がありません。
- 条例に規定が無い土地でも、何歳でも一緒に入れるという意味ではありません。施設が自分で線を決めていることがあります。
熱海(静岡県)の日帰り温泉は7歳以上が男女別
結論:静岡県は条例を改め、2023年10月1日から公衆浴場で混浴できない年齢を「10歳以上」から「7歳以上」に下げました。熱海の日帰り温泉では、7歳以上の子は男女別に入ります。
- 熱海の温泉ホテルの大浴場も、国の目安は同じ7歳です。宿ごとの決まりは次の節のとおり、宿の案内で確かめます。
- 静岡市と浜松市は、同じ2023年10月1日から、旅館と公衆浴場の両方で7歳以上に改めています。熱海市は県の所管で、静岡市・浜松市とは別の条例です。
- 東京都も、2022年1月1日から10歳以上を7歳以上に改めています。
- 熱海の宿で6人がどう泊まるかは熱海で大家族6人が1室に泊まるへ。熱海から船で渡る初島の露天風呂「島の湯」も男女別です(熱海から初島へ大家族で日帰り)。
宿は条例より厳しく線を引くことがある(身長で区切る宿も)
結論:ホテルや旅館の大浴場では、宿が独自の線を決めていることがあり、年齢だけでなく身長で区切る宿もあります。予約のときにプランの注意書きを読みます。
- 予約サイトのプランの注意書きには、7歳以上または身長120cm以上の子は男女別の浴場を使うよう求める宿があります。
- 背の高い6歳の子は、年齢では一緒に入れる土地でも、身長で分かれることがあります。
- 線は、条例の改正にあわせて変わることがあります。前に泊まったときと同じとは限りません。
迷ったら、チェックインのときにフロントでこう聞きます(日本語のまま見せても通じます)
この子は〇歳です。
父親と一緒に男湯に入れますか?
母親と息子なら「母親と一緒に女湯に入れますか?」と聞きます。
6人家族の分かれ方6人家族は、祖父母が付き添えば分かれても困らない
この記事の家族の例は、夫婦+子ども2人(小学生)+祖父母の6人です。
結論:父+祖父+息子、母+祖母+娘のように分かれれば、年齢の線には当たりません。困るのは、親1人で異性の子を連れて入る場面だけです。三世代なら祖父母が付き添い役になれます。
厚生労働省の目安と都道府県の条例(7歳以上で男女別の土地)を前提にした分け方。宿が独自に決めている線(身長など)があれば、そちらに従ってください(2026年10月時点)。
- 7歳以上の子がいるなら、大浴場では分かれて入る前提で組みます。
- 温泉とタトゥーの決まりは越後湯沢の温泉とタトゥーの作法にまとめました。
家族そろって入りたいなら、貸切風呂か客室の風呂
結論:家族そろって入りたいときは、時間で区切って家族だけで使う貸切風呂(家族風呂)か、客室についた風呂を選びます。多くの宿で家族そろって使えます(宿の案内で確かめてください)。
- 予約が要るか、料金がかかるか、何人まで入れるかは宿ごとに違います。
- 客室に風呂がある部屋なら、家族の時間に合わせて入れます。
- 貸切風呂のある宿の選び方は別府で家族風呂のある宿、熱海で6人が1室に泊まる宿は熱海で大家族6人が1室に泊まるへ。
正直な注意点(確かめられていない・書いていない4つ)
ここは私たちが裏を取れていないので、断定しません。
熱海の温泉ホテルの大浴場の条例上の年齢
静岡県の旅館業の条例に混浴の年齢の決まりがあるかは、公式の原文を見つけられませんでした。この記事では、熱海の日帰り温泉(公衆浴場)が7歳以上で男女別であること、ホテルの大浴場も国の目安は7歳であることまでを書いています。
「7歳」の数え方
7歳を満年齢で数えるかの根拠は確かめていません。この記事は「7歳以上」とだけ書いています。
宿ごとの年齢と身長の線
熱海の個々の宿の大浴場の決まり(年齢・身長)は、宿の公式で確かめられていません。宿の名前を挙げずに、予約サイトの注意書きの例として書いています。
都道府県の数
都道府県ごとの年齢は、地方自治研究機構の調べ(2025年4月1日時点・公衆浴場)によるもので、各県の条例の原文を1つずつ確かめたものではありません。その後の改正で変わっていることがあります。
日本の温泉と子どもの年齢 FAQ
日本では何歳まで子どもと異性の親が一緒に温泉に入れますか?
全国一律の決まりはありません。国の目安は「おおむね7歳以上は混浴させない」で、実際の年齢は都道府県の条例で決まります。7歳以上で分ける土地が多く、静岡県(熱海)・東京都の公衆浴場も7歳以上です。
熱海の温泉ホテルの大浴場に、6歳の娘を父親が連れて入れますか?
熱海の日帰り温泉(公衆浴場)は7歳以上が男女別なので、6歳なら一緒に入れます。ホテルの大浴場も国の目安は同じ7歳ですが、宿が独自に決めていることがあり、身長で区切る宿もあります。チェックインのときに確かめてください。
8歳の息子を母親が女湯に連れて入れますか?
7歳以上で分ける土地(静岡県・東京都など)でも、8歳以上で分ける県(愛知・熊本など)でも、日帰り温泉では8歳の子は女湯に入れません。宿の大浴場は宿の案内で確かめてください。父親か祖父と男湯に入るか、貸切風呂を使うのが確実です。
貸切風呂なら家族全員で入れますか?
貸切風呂は家族だけで時間を区切って使う風呂なので、多くの宿で家族そろって使えます。何人まで入れるかと予約の方法は宿ごとに違うので、宿の案内を見てください。
千葉や新潟のように、条例に年齢の規定が無い土地なら、何歳でも一緒に入れますか?
いいえ。条例に規定が無くても、施設や宿が自分で線を決めていることがあります。行く施設の案内を見るか、受付で聞いてください。
📍 熱海の旅プランの1本です(熱海|大家族の旅プラン/Tipsの記事一覧)


